審美治療

歯は物を噛んだりしゃべったりするときだけに機能するものではなく、表情の美しさ、豊かさを決める上で非常に重要なものです。特に近年では、白く美しい歯の重要性が美容の世界でも注目されています。

一方で必要以上の白さや美しさを歯に求めると、周りの人から見て不自然な印象になってしまったり、歯の寿命を縮めてしまったりするため、当院では患者さんの希望に合わせた歯を、なるべく低侵襲で自然な美しさで提供するよう心がけています。

ホワイトニング

日頃のブラッシングや歯科医院での機械的な清掃では取れないような歯の黒ずみを、薬品を使って漂白します。
歯科医院に通院して歯を白くするオフィスホワイトニングと、歯科医院で製作した器具を使ってご自宅で歯を白くするホームホワイトニングに大きく分けられますが、当院では白さの持続力と手軽さの観点からホームホワイトニングをお勧めしています。

装置製作用の型取り後、1~2週間で写真のような装置が完成します。その後はご自宅で装置を用いてホワイトニングをしていただくため非常に手軽に行えます。

※効果持続のためには半年~8カ月ごとに繰り返しホワイトニングを行う必要があります。

ウォーキングブリーチ

ホワイトニングの一種ですが、生きている歯ではなく写真のように歯の神経を抜いてしまったせいで黒くなった歯を、歯の内側から薬品を入れて白くします。
一回の処置で白くなるとは限らず、数回の処置を必要とする場合があります。また、対象とする歯の根っこの治療が不十分な場合は、根っこの治療をきちんとし直してから行う必要があります。

※通常のホワイトニングと同様、ウォーキングブリーチ法も効果が永久に続くものではありません。

ラミネートベニア

前歯の表面を一層削り、ちょうど付け爪のようなイメージで白いセラミックのプレートを貼り付けます。比較的重度の黒ずみや、歯の形も一緒に整えたい場合に使用する方法です。
最短で2回の処置で治療が完了するうえ、セラミックのプレートが維持できる限り白さが持続します。

デメリットとしては、神経が生きている歯にしか適応できないこと、プレートがはがれやすいこと、少しではありますが歯を削る必要があることが挙げられます。

セラミック修復

歯に白いセラミックのかぶせ物をかぶせることで歯の白さや形、多少の歯並びも改善することができます。神経の生死にかかわらず適応できます。
ラミネートベニアと同様、かぶせ物が維持できる限り白さが持続しますが、かぶせ物の分だけ歯を大きく削る必要があります。

セラミックのかぶせ物といっても様々な種類があります。
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歯の形態修正術

歯の形にご不満がある場合に、歯に害が及ばない程度に削ったり、接着性のある樹脂(コンポジットレジン)で付け足したりして形を整えます。軽度のすきっ歯などにおすすめの治療方法です。
一回の治療で完了しますが、適応できる症例が少なく、あくまでも形態修正のみで白さの獲得は期待できません。またコンポジットレジンで付け足した部分は場所によっては外れやすく、早期に再治療が必要になることがあります。

医院情報

  • 医院名 貴志歯科医院
    診療科 一般歯科・小児歯科
    住所 〒611-0002 京都府宇治市木幡大瀬戸2-5
    電話・FAX 0774-31-8846
    メールアドレス info@kishi-do.com

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